ビジネスマナーは、全ての社会人に必要な基本スキルである。
このページでは、若手社員向けビジネスマナー研修の10大ポイントについてまとめている。
人事担当者や研修担当者、新人の育成担当者はぜひ参考にしてほしい。
Contents
ビジネスマナーとは
ビジネスマナーは、社会人として企業で働いていくために必要な意識や心構えのことである。
若手社員向けビジネスマナー研修では、特に以下の10大ポイントについて指導しておきたい。
(1)挨拶をする
ビジネスに限らず、人との基本的なコミュニケーションは、挨拶で始まり挨拶で終わる。
どのような状況においても、元気でハキハキとした挨拶をすることで、気持ち良く働くことができ、相手と良好な関係を築くベースを作ることができる。
(2)時間を守る
Time is money という言葉があるように、ビジネスでは特に時間への意識を高めなければならない。
出社時間を守る(=社会人として基礎)、勤務時間内に仕事を終える(=労働時間の削減)、業務スピードを速くする(=労働生産性の向上)、顧客との約束の時間を守る(=営業の常識)など、時間に関するビジネスマナーは多い。
(3)報告・連絡・相談をする
会社勤めのビジネスパーソンは、基本的にチームで業務を行っている。
そのため、「ほう・れん・そう」でお互いの進捗状況を把握し合うとともに、チームワークを高めてフォローし合いながら業務を進めることが基本となる。
(4)整理整頓をする
ビジネスでは、仕事をスムーズに進めるために、整理整頓を心がけなければならない。
デスクの上や引き出しだけでなく、パソコンに保存されているファイルやデータも整理整頓の対象である。
仕事で使うものは、個人の所有物ではなく会社の所有物であることも理解させておきたい。
(5)身だしなみを整える
ビジネスでは、服装や髪型、化粧など、仕事に適した身だしなみをしなければならない。
対面した相手を不快にさせないだけでなく、会社のイメージに合わせることも必要である。
(6)クッション言葉を使う
ビジネスでは、様々な場面で「クッション言葉」を使うことが多い。
クッション言葉とは、以下のような、主題の前に添える一言のことである。
お願いする時
「恐れ入りますが」「もしよろしければ」「申し訳ありませんが」
尋ねる時
「失礼ですが」「差し支えなければ」「よろしければ」
頼み事をするとき
「お手数ですが」「恐れ入りますが」「すみませんが」
断る時
「申し訳ございませんが」「あいにくですが」「残念ですが」
異論を唱える時
「僭越ながら」「お言葉を返すようですが」「失礼とは存じますが」
(7)正しい敬語・言葉遣いを覚える
ビジネスでは、正しい敬語を使い、正しい言葉遣いをしなければならない。
敬語には、目上の人を敬う尊敬語、自分がへりくだる謙譲語、聞き手に対して丁寧に述べる丁寧語があり、それぞれの違いについて理解しておく必要がある。
尊敬語 | 謙譲語 | 丁寧語 | |
言う | おっしゃる | 申し上げる | 言います |
来る | いらっしゃる | 伺う | 来ます |
見る | ご覧になる | 拝見する | 見ます |
(8)正しい接客対応をする
ビジネスでは、営業や接待などで正しい接客対応を求められる。
名刺の渡し方、訪問の仕方、どこに誰が座るのか、どのタイミングで何をすべきかなど、会社を代表する「顔」として、きちんとできるようになっておかなければならない。
(9)正しい電話対応をする
ビジネスでは、社会人としてふさわしい電話のかけ方、受け方、取り次ぎ方などを知っておかなければならない。
電話は相手の顔が見えない分、対応する人のビジネスマナーで会社の印象が決まってしまう。
そのためできるだけ早く、正しい電話対応をマスターさせたい。
(10)正しいメール対応をする
ビジネスでは、相手に失礼とならないような正しいメール対応が必要である。
メールマナーのポイント
送信先:内容と主旨により宛先・Cc・Bccを分ける。
件名:一目でわかるタイトルにする。件名なしはNG。
宛名:社名・部署名・役職名などを省略しない。株式会社を(株)と省略しない。
本文:なるべく簡潔にわかりやすく内容をまとめる。
まとめ
ここまで、若手社員向けビジネスマナー研修の10大ポイントについてまとめてきた。
ビジネスマナー研修を実施することで、若手社員ができていることとできていないを理解し、更なる成長が期待できる。
若手社員のためにも、会社全体のためにも、一人でも多くの人が正しいビジネスマナーを理解し、実行できるようになることを願っている。