みるみるうちに議論が活発になるファシリテーション研修とは?

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ファシリテーション研修

あなたは日々の仕事でこんなことを感じたことはないだろうか?

「今日の会議はやけに長いな」
「視界がパッと開けるようなアイデアは出ないものか」

このような問題を解決するために多くの企業に取り入れられているのが「ファシリテーション」だ。

このページでは、ファシリテーションがもたらす効果と、ファシリテーションスキルを習得するための研修のポイントついて紹介する。
ファシリテーション研修の実施を考えている研修担当者は、ぜひ参考にしてほしい。

なぜファシリテーションが必要なのか

「売上が上がらない」という問題解決のためには、営業部だけでなく、商品開発部やマーケティング部など、関連する全ての部門が一丸となって取り組まなければならない。

しかし、複数の部門が絡む場合、それぞれの部門利益を追求するあまり、議論がまとまらないことが多い。

そのような場面で議論を正しい方向に導き、問題を解決するためにファシリテーション技術が必要とされる。

ファシリテーションの役割

ファシリテーションには、会議をより効率的なものにするだけでなく、以下のような役割もある。

 ・戦略の取捨選択
 ・体制の見つめ直し
 ・問題解決能力の向上
 ・リーダーの育成

つまり、ファシリテーションは単なる会議術ではなく、組織の生産性を高めるための基盤になるものだ。

ファシリテーションの効果

ファシリテーション技術を身につけると、以下のような効果が期待できる。

ファシリテーションで会議をデザインできる

会議をできるだけ良い方向に進めるためには、適切な質問を、最適なタイミングで投げかけなければならない。

ファシリテーションにより、余計な論争や議論の脱線が起こらないように時間配分を考え、想定されたゴールにたどり着くためのプロセスをデザインすることができる。

ファシリテーションで議論を活発にできる

議論を活性化させるためのアイデア出しの手法として、ブレーンストーミングがよく活用されている。

ファシリテーションにより、ブレーンストーミングで挙がってきた発言を分かりやすい形でホワイトボードにまとめたり、様々なフレームワークに当てはめて思考を整えたりすることで、普段発言しない人の声に耳を傾け、積極的に取り入れていく環境を作ることができる。

ファシリテーションで合意を形成できる

会議では、最終的に結論を出すことが求められる場合もある。

ファシリテーションのフレームワークの一つである「ペイオフマトリクス」を用いると、成果の大小と施策実行の難易度に沿って複数の意見を評価し、どの意見を採用するか選択することができる。

ファシリテーションにより、出てきた意見を全員で評価・選択=合意形成することで、その後の行動に結びつけることができる。

ファシリテーション研修のポイント

より生産性の高い組織にしていこうと考えているなら、以下のポイントを踏まえてファシリテーション研修を実施すると良い。

会議の進め方・まとめ方を知る

ファシリテーターには、議論の中で出てくる様々な意見や発言について、「要約する」「検証する」「整理する」「統合する」という4つの技術が求められる。

発言のポイントをまとめ、論理的な主張になっているか検証し、それぞれの意見を整理し、最終結論に統合する。

それぞれの技術で押さえるべきポイントをまとめ、演習を通してファシリテーションスキルを身に付けさせたい。

フレームワークの使い方を知る

ファシリテーション研修では、スムーズな議論を補助してくれる便利なフレームワークの使い方についても指導することが必要だ。

代表的なフレームワークには、以下のようなものがある。

 ・ロジックツリー
 ・フィッシュボーン
 ・ポジショニングマップ
 ・ペイオフマトリクス

フレームワークを使いこなし、議論をしっかりと噛み合わせる力を身につけさせたい。

ファシリテーションの本質を知る

ファシリテーションの本質は、会議を通して参加者の理解を深めることにある。

そのために、時にはファシリテーターが悪役になることも必要だ。

ファシリテーターは、常に正しいことを言わないといけないわけではなく、議論が活発になるのであれば、ファシリテーターはむしろ否定されていい。

ファシリテーション研修では、必要なときに必要な発言ができるような勇気を持たせる指導をしていきたい。

複数の従業員がファシリテーションを知る

ファシリテーション研修は、一人が代表して受講するのではなく、可能な限り複数の従業員に受講させることが重要だ。

生産性の高い会議を行うためには、参加者全員が「いい会議にしよう」と考え、行動する必要がある。

また、ファシリテーターを裏でサポートしてくれる「隠れファシリテーター」が参加者の中にいると、会議がよりスムーズに進む。

そのためにも、ファシリテーションについて理解した人を社内にできるだけ増やしていきたい。

まとめ

日本人が生涯で会議に費やす時間は、約3万時間だと言われている。

その膨大な時間を有意義なものにできるかどうかは、ファシリテーションにかかっている。

会議で最大限の成果を上げるために、そして生産性を高めて企業を大きく成長させるために、ぜひ社内にファシリテーションを広めてほしい。

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