健康経営の基礎知識と健康経営推進でやるべきこと

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健康経営推進

近年、健康経営の必要性が高まっている。
しかし、健康経営がどんなことなのか、健康経営を推進するにはどうしたらよいのかわからないという人は多い。

このページでは、健康経営の基礎知識と、健康経営推進でやるべきことのポイントについてまとめている。
これから初めて健康経営推進に携わる担当者は参考にしてほしい。

健康経営とは?

健康経営とは、「社員の健康管理を経営的な視点で捉え、戦略的に実践していくこと」である。

社員への健康投資を行うことはモチベーション向上=生産性向上に繋がり、結果的に収益が向上して会社が元気になる。

経済産業省でも健康経営を推進しており、健康経営に係る各種顕彰制度として2014年度から「健康経営銘柄」の選定を始め、2016年度には「健康経営優良法人認定制度」を創設した。
これらは優良な健康経営に取り組む法人を見える化することで、社員や求職者、関係企業、金融機関などから社会的評価を受けることができるようにしたものだ。

健康経営推進が必要な理由

健康経営推進はなぜ必要なのか。
それは、健康経営を推進しないとコストが増大したり、業績が低迷するリスクが高まるためである。

1人の社員が3ヶ月休むと、休職中の給与や新たな人材採用コスト、研修費用などにより、会社の損失は最低でも300万円程度になるといわれている。
それに加え、残された社員にかかる負担と疲労による集中力の低下、ミスの増加、場合によっては大きな事故を引き起こすなど、間接的な損失は計り知れない。

健康経営推進の誤解

あなたの会社では、次のような取り組みをもって「健康経営推進」としていないだろうか。

・健康診断の受診率100パーセント達成
・ガン検診を実施
・ストレスチェックを実施
・社内の自販機をお茶と水だけにした
・社員食堂に低糖質メニューを加えた

これらはいずれも大事なことではあるが、これだけでは「健康経営」は達成できない。

健康経営推進でやるべきこと

健康経営推進を成功させるためには、以下のように会社全体で取り組む必要がある。

1. 健康経営についての考え方を経営理念に明文化する。
2. 健康経営のための行動指針を定める。
3. 健康経営推進の組織体制を構築する。
4. 健康経営推進計画を立てる。
5. 健康経営推進の施策を実行する。
6. 健康経営推進の効果について検証する。

健康経営推進のために、それぞれに求められる役割は以下の通りだ。

健康経営推進担当者の役割

(1)健康経営プロジェクトを社長の宣言のもとスタートする。
(2)職場環境改善策を担当部署と共同で進める。
(3)社員がセルフケアを実践、習慣化するための働きかけを行う。
(4)健康経営推進の評価と改善を行う。

会社の役割:労働環境を改善する

(1)長時間労働を減らす。
(2)ハラスメントをなくす。

社員の役割:セルフケアを行う

(1)適度な運動を毎日1つだけ行う。
(2)食生活を見直す。

まとめ

健康経営推進は、一大プロジェクトとして全社員で時間をかけて行っていく必要がある。

健康経営が社風となり、社員が元気に働ける会社が増えることを願っている。

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