【メンター研修】メンターに必要な7つのスキル

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メンター研修

メンティーにどのような指導をすればよいのかわからないと頭を抱えるメンターは多い。
また、メンター研修で指導スキルを向上させたいと考えている企業も多いだろう。

この記事では、メンターに必要な7つのスキルについてまとめている。
メンター業務で困っている人やこれからメンター研修の実施を検討している研修担当者は、ぜひ参考にしてほしい。

メンタースキル1:GROWモデル

メンティーとのコミュニケーションを通して行う目標設定・目標達成のための思考プロセスを「GROWモデル」という。
GROWモデルは下記の各ステップの頭文字から由来している。

Goal(目標の設定)

抽象的な目標ではなく、より具体的な目標を設定する。

Reality(現状の把握)

目標に対する現状の課題を掘り下げていく。

Resource(資源の発見)

目標達成のために利用できるものを考える。

Options(選択肢の創出)

目標を達成するための方法を制限なく出していく。

Will(意思の確認)

改めて目標を明確化し、具体的な行動計画の作成、確認をする。

これらの思考プロセスはすべてメンティーの中にあるものであり、メンターが設定してしまうと効果が得られない。
メンターには、各ステップについてメンティー自身に考えさせ、その考えを引き出すスキルが求められる。

メンタースキル2:傾聴

傾聴はカウンセリングの技法の一つであり、相手を理解する上でのコミュニケーションスキルとして、様々な場面で活用されている。
傾聴は、以下のような具体的方法で行われる。

相槌、頷きを返す

返すタイミングや大きさなどに変化を加えることで相手が話しやすくなる。

沈黙を大切にする

相手が自己会話している時間を裂いてしまうため、会話を切り出すのを待つ。

話の要約

相手が使用した言葉を使い返すことや、話を要約して伝える。

メンターには、メンティーの話を「聞く」ではなく「聴く」ことのできるスキルが求められる。

メンタースキル3:ペーシング

ペーシングは、相手の話し方や身振りなどを合わせて関係構築していく技術である。
例えば、話すスピードや声の大きさ、高さなどを合わせたり、相手が使用している言葉を用いながら話すことで、相手との距離感を感じさせず、信頼関係を得ることができる。

メンターには、このようなメンティーとの信頼関係を構築していくためのスキルが求められる。

メンタースキル4:アクノレッジメント(承認)

アクノレッジメントとは、「承認」を意味している。
メンティーのモチベーションを向上させ、自ら発言や行動ができるようにするためには、メンターが「承認」することが効果的である。
承認を伝えるためには、以下の3つのポイントがある。

メンティからの信頼を得ていること

信頼していないメンターが承認しても、メンティーは受け入れない。

事実を伝えること

メンティーがどのような行動をしたのか、達成をしたのかを、具体的な言葉にして伝える。

比較しないこと

自分以外の人と比較されることで、メンティーは承認を受け取りづらくなる。

メンターには、普段からメンティーとコミュニケーションを図り、信頼を得ておくことが求められる。

メンタースキル5:クローズド・クエスチョン/オープンクエスチョン

メンター業務でメンティーに質問をする機会は多い。

クローズド・クエスチョン

クローズド・クエスチョンとは、相手に質問を択一で答えられるように問いかける方法である。
例えば「はい/いいえ」「A/B」などで答えられるように質問する。
クローズド・クエスチョンを行うことで、相手の考えを明確にすることができる。

オープン・クエスチョン

オープン・クエスチョンとは、相手に自由な回答ができるように問いかける方法である。
例えば、「どう思うのか?」などと問いかける。
オープン・クエスチョンを行うことで、相手から多くの情報を引き出すことができる。

メンターには、クローズド・クエスチョンとオープン・クエスチョンを組み合わせながら、メンティーの考えを明確にし、目標設定や行動計画をしていくことが求められる。

メンタースキル6:フィードバックとフィードフォワード

フィードバックは、事後の反省点を生かし、改善していくために行われる。
それに対しフィードフォワードは、未来を予測しアドバイスするために行われるものだ。

メンターには、これから起こる問題を予測してアドバイスするフィードフォワードと、結果を受けて改善していくフィードバックの両方のスキルが求められる。

メンタースキル7:内的動機/外的動機

モチベーションを和訳すると「動機付け」となる。
動機は内的と外的に分けられる。

内的動機とは、メンティー自身の興味や関心からなど、内面的な要因によって動機付けられるものである。
外的動機とは、強制や報酬など、外部から受ける要因によって動機付けられるものである。
内的動機と外的動機では持続性に大きな違いがあり、内的動機は持続性が長く、外的動機は即効性はあるが持続性には欠けるといわれている。

メンターには、メンティーの自律的な成長を促すためには、外的動機ではなく内的動機を刺激しながら指導することが求められる。

まとめ

ここまで、メンターに必要な7つのスキルについてまとめてきた。

それぞれのスキルを組み合わせることで相乗効果が得られる。

紹介してきたスキルを参考にして今後の育成に役立ててほしい。

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