【5分でわかる】売れる営業チーム作りの3つのコツとは?

売れる営業チーム作り
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

売れる営業チームとは、常に安定して結果が出せるチームである。

このページでは、売れる営業チーム作りのためにマネージャーが知っておくべき知識についてまとめている。

マネージャー向けの研修の実施を考えている担当者や、スタッフ指導が苦手なチームリーダーはぜひ参考にしてほしい。

売れる営業チーム作りに必要なこと

どの企業にも言えることだが、良い営業成績を出した営業パーソンが、チームリーダーやマネージャーに抜擢されることが多い。
しかし、営業チームを率いることは、個人で営業成績を出すこと以上に難しいものである。

売れる営業チーム作りのためには、スタッフの指導、モチベーションコントロール、目標管理などといったマネジメントスキルが必要だ。

特に初めてチームリーダーになる人には、マネジメントの基礎知識について研修で指導してから営業チームを任せるようにしたい。

売れる営業チーム作りの3つのコツ

売れる営業チームを作るためには、以下の3つのコツを押さえてスタッフ指導することが必要だ。

(1)認める

昔ながらのマネージャーは、「俺も苦労して仕事を覚え、業績を出してこのポジションに付いたのだから、簡単には部下を認められないね」と思っている人も少なくない。
そのようなマネージャーには、部下を「認める」ことについて指導することが必要である。

社歴の短いスタッフは、一つ一つの仕事に対し、これで良いのか?と不安に感じているものだ。
その時に、「それでいいよ、その調子で頑張って」や「もう大丈夫だね、任せられるね」などのような認める言葉をかけると、部下は不安が解消され、より一層頑張ろうという気持ちになる。

全体的にはまだ未成熟なスタッフでも、今できることをその都度認めてあげること重要だ。
認められることでやる気と自信につながり、成長速度がますます速くなっていく。

注意しなければならないのは、スタッフ一人ひとりをよく見て、公平に評価して認めることである。
些細なことでもいいので、一人ひとりの「できたこと」を見つけてそれを評価していくと、チーム全体が前向きな良い雰囲気になり、売れる営業チームに近づくことができる。

(2)褒める

「褒めることの重要さはわかっているけど何を褒めていいかわからない」、「褒める材料がない」とぼやくマネージャーも多い。
そのようなマネージャーには、部下を「褒める」方法について指導することが必要だ。

褒めるためには、部下のいいところに気づかなければならない。
そのためには、いつもと違う視点からより細かく肯定的にスタッフを見てみると良い。
きっとそれぞれのスタッフの持ち味や優れた能力が見えてくるだろう。

「スピードは遅いが仕事が丁寧」、「話をするのは苦手だが文章力がピカイチ」、「結果は出ていないが誰よりも努力している」など、目先の成果にとらわれずに広い視野からスタッフを見て、いいところを見つけて褒める。
それが仕事のやる気につながり、売れる営業チーム作りの土台となるのだ。

なお、別のスタッフと比較して「〇〇さんより上手いね」というような褒め方はしないように注意しなければならない。

(3)自分で考え、気づかせる

よく言われていることだが、「成果の出ていないスタッフは自分の能力の低さに気づく能力も低い」ものだ。
自分のできる範囲内の仕事だけをこなし、自分は仕事ができると勘違いしているスタッフも少なくない。
そのような部下には、思い切って今までやったことのない仕事を与え、失敗しても叱るのではなく、なぜできなかったのかを考えさせて成長を促すことが必要である。

マネージャーとしてはとても勇気のいることだが、未知の仕事に触れ、自分で考え、結果を出した時に、部下は大きく成長することができるのだ。

注意しなければならないのは、結果を焦るあまり、途中で手伝ってしまったり、結果に対するフィードバックを怠ってしまうことだ。
マネージャーは適度なアドバイスをしながら、根気よく部下の成長を見守っていかなければならない。

自分で考えられる部下を増えれば増えるほど、売れる営業チームへと近づいていく。

売れる営業チーム作りのための2WAYコミュニケーション

売れる営業チームを作るために、2WAYコミュニケーションを活用してマネジメントするのが良い。

2WAYコミュニケーションとは、上司と部下が相互に情報をキャッチボールする双方向コミュニケーションのことである。
2WAYコミュニケーションにより、お互いの認識の違いを知ることができ、業務の目的や意図を含めたより広い情報を部下に正確に伝えることができる。
また、お互いの意見や気持ちを理解し合えることでわだかまりなく業務を遂行することができ、お互いを尊重しながら協力して働くことができるようになる。

2WAYコミュニケーションを活用することで、営業チームの結束が強まり、大きな成果を出すことにつながっていくだろう。

まとめ

ここまで、売れる営業チーム作りのためにマネージャーが知っておくべき知識についてまとめてきた。

部下が成長すれば営業チームも成長する。

このページを参考にして部下を育成し、売れる営業チーム作りを実現してほしい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

このページの続きや関連ページは下記から一覧で確認できます。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*