マネジメントに求められる能力は、近年急速に変化している。
環境変化の激しい時代に対応していく能力に加え、部下の動きや顧客の状況を判断する必要がある。机上だけではなく現場で発揮できる能力も必要となる。
このページではマネジメント研修を外注するときに頼める企業をまとめてみた。外部研修企業を探す際の参考にしてほしい。
Contents
グロービスマネジメントスクール
http://gce.globis.co.jp/service/training/gms/
グロービス・マネジメント・スクールは、7万人以上の受講生を持つ国内最大規模のビジネススクールだ。どちらかというと個人向けのMBAとして有名なのではないだろうか?
法人研修も提供しており、マネジメント研修においても必要に応じたスキルが習得できる。将来の経営幹部候補をはじめ、これからのマネジメントについても幅広い人材育成ニーズをモットーに展開しているので、意思決定の方法論から戦略的思考まであなたの会社のニーズに合わせた研修を提供してもらえるはずだ。
本質的な意味があるかは不明だが、英語によるマネジメント研修もある。
日経ビジネススクール
http://www.nikkei-nbs.com/nbs/seminar/management/
日経が母体のマネジメントスクールだ。
講師陣の品質に自信を持っており、日本経済新聞社が厳選した経営コンサルタント、弁護士、公認会計士、税理士、など各専門分野からのエキスパートが研修やセミナーを行っている。
最新の経営学習する講座、専門的な知識を身につける講座など豊富なメニューがそろっている。「M&A」「ハラスメント」「労働法」「要員計画」など本当に様々用意されている。
日本創造教育研究所
中小企業に特化したマネジメント研修を提供している企業だ。
社長・幹部を含めた研修を行っており、「コミュニケーションをスムーズにする」「業績アップ」などの具体的な目標を掲げたマネジメント研修を行う。
個人はもとより、会社全体の士気が上がるようなセミナーや研修を得意としている。
マネジメントパートナー
ビジネスの現場で求められる知識や能力の変化に対応する講義や研修を行う。
経営計画のPDCAや既存ビジネスモデルからの意識改革などが得意の提供分野だ。
階層別教育体系を見直す、人事のマネジメントの在り方など企業の柱となる視点からの研修などにも力を入れている。
産業能率大学総合研究所
http://www.hj.sanno.ac.jp/cp/page/5583
産業能率大学の系列が行う研修。仕事で協力する相手の特徴を掴み、その相手に応じたマネジメントをはじめ、セルフマネジメントの面までレクチャーする。
組織貢献を実現できる、独自開発のプログラムも開講されている。
NECマネジメントパートナー
NECグループのマネジメントパートナーは、3つのNEC系教育企業が合併してできた企業だ。
プロジェクトマネジメントについてケーススタディを使って研修するコースや業務別/役割別スキルのコースなどがある。
目的別スキルやグローバル化のマネジメントスキル修得のための研修コースにも力を入れている。
マネジメントサポート
http://www.ma-support.co.jp/kensyu/
21年間の実績リピート率90%で、総受講生80万人という幅広い受講率が特徴。世界に通用するマネジメント研修内容や、知識や能力を養うことを目的としている。
また、代表が女性であることから、女性のリーダーシップなどの研修も実績として多い。
WBS研究センター(早稲田大学商学学術院総合研究所)
http://www.waseda.jp/wbs/wbsrc/02nondegree/topmp/overview_tpp.html
早稲田大学MBAのマネジメント研修プログラムだ。5日間集中してトップ講師および受講生と議論し、成長するコースが組まれている。
トップマネジメント向きだ。
経営戦略からマーケティングまでグローバル戦略とグループディスカッションを組み入れているのも特徴で、異業種の参加者が多数いるため、新たな見地を入れるのに役立つ。
リクルートマネジメントスクール
リクルートマネジメントスクールでは新入社員研修なども提供しているが、リーダー研修などのマネジメント系の研修も提供をしている。
7つの習慣研修なども人気のコンテンツのひとつになっている。
JBS実践マネジメント研修
http://www.jpbs.or.jp/jbskensyu/management/
こちらは社団法人だ。
JBSは「成果をあげさせるための道具、機能、機関がマネジメントである」という基本のもと、マネジメントの概念を確認しつつ、実践力を養う研修を行っている。
日本アンガーマネジメント協会
https://www.angermanagement.co.jp/training
少し趣を変えて。
「アンガーマネジメント」によるコミュニケーション能力の向上を基にしたプログラムを用いている。課題解決のためのアンガーマネジメント効果など、心理的にも学べる研修を実践している。
弊社でも、当企業ではないが、アンガーマネジメント研修をマネジメント層に実施したことがある。数時間の研修で効果測定もしていないため正確なことは言えないが、参加者のほとんどが神妙な顔つきで研修会場から出てきたのは印象的だった。
アンガーマネジメント:怒りやイライラをコントロールして問題解決に結び付けていく心理技術マネージメント
コーンフェリーヘイグループ
https://www.haygroup.com/jp/about/index.aspx?ID=43376
若手社員などがマネジメント力を習得する機会が減ったまま現場に出ていることから、一線で活躍している人材に対して、基本的なマネジメントスキルを習得させる研修プログラムを実施している。特にマネジャーが困難に直面しやすい具体的な場面を想定したものなども含めた実践的なプログラムを得意とする。
J プレセンスアカデミー(キャプラングループ)
http://jaca.caplan.jp/management/
語学学習などで有名なキャプラングループの企業だ。
マネジメントの研修メニューの企画、コンサルティング、運営をトータルにサポートしている。カスタマイズにも柔軟に応じてくれる。
組織全体で変化を察知する力を養うためにも、個々のスキルを上げるための研修を行っている。
日本PMO協会
http://www.npmo.org/%E7%A0%94%E4%BF%AE-%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC/eqmanagement/
こちらも一般社団法人だ。
マネジメントは対人関係能力だと銘打っており、「感情の性質を理解して、協力しながら仕事の成果を出せるようになる」プログラムを提供している。
いわゆるEQ理論を研修内で取り入れていて、そこを重点的に伸ばしていく。能動的・自発的なマネジメント行動が出来るようになることを目的としている。
カケハシスカイソリューションズ
https://www.kakehashi-skysol.co.jp/soshiki/management.html
マネージャー層の「チームマネジメント」力を磨き経営マネジメント力を養う
研修プログラムである。中堅・中小企業、成長企業マネージャーに特に適したプログラムを作っているとのこと。コスト意識なども踏まえたマネージャーとしての基本的な思考をトレーニング出来る。
東レ経営研究所
http://www.tbr.co.jp/event/seminar/sem_002.html
東レグループ経営力を基に作られた、「東レ経営スクール」。マネジメント、経営幹部育成におけるノウハウを研修に提供している。東レのノウハウと開発向けなど営業以外でも専門講師によって展開している。
まとめ
このページではマネジメント研修を提供している企業をまとめてご紹介した。
主に日本の企業をまとめているが、海外も入れるとIMDの短期プログラムなどがオススメだ。
マネジメント研修を考えている方は、参考にしていただければと思う。