企業内での人材の多様化が進む今、社員全員がダイバーシティについて理解を深めることが必要である。
ダイバーシティ研修を実施することで、社員一人ひとりが互いを尊重し合い、活躍できる会社・社会にすることができる。
本ページでは、ダイバーシティ研修を実施している企業をまとめてみた。ダイバーシティを推進したいと考えている研修担当者はぜひ参考にしてほしい。
Contents
ダイバーシティ研修企業一覧
それではダイバーシティ研修を提供している企業を見てみよう。
リスキル
URL: リスキルのダイバーシティ研修
内容・人数・アレンジ問わず、すべての研修を「料金一律」で受講可能である。
リスキルでは、性別、人種、国籍、宗教、年齢、学歴、職歴などの多様さを活かすための知識を習得し、多様性を認め合える組織づくりを目指すダイバーシティ研修を提供している。取り上げられることが多い、性別、育児、ワークスタイル、障害雇用といった、どの事項についても対応できる研修メニューの豊富さが魅力である。
多様性を認め合える組織の構築のために必要な準備と計画、働きやすい環境づくりまでを含めた実践のノウハウの学習が可能だ。多くの事例を使って、ディスカッションや経験の共有を行い、自社では何を目標にどのような取り組みをどこから始めたらいいのか、何が課題なのかなど即時に実践で応用できる内容となっている。
特徴
- すべての研修が料金一律
- 豊富な研修メニュー
- 実践のノウハウの学習
- 事例やディスカッションを通して自社で即実践可能
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:1.5時間~6時間
株式会社リンクアンドモチベーション
URL: https://solution.lmi.ne.jp/
世界初「モチベーション」を切り口としたコンサルティング会社だ。マネージャーを対象にダイバーシティ推進を行う研修を開催している。
ダイバーシティの推進が企業に求められる理由を正確に理解し、ダイバーシティ対応をより自分事化させ、共感できるように促す研修だ。概念として理解するだけではなく、さまざまな多様性に対応できる実践的なフレームワークやスキルの習得が可能である。
また、参加者の職場に実在するダイバーシティに合わせたケースワークや議論を行うことで、職場に戻った際も活用できるリアリティある対応演習を取り入れている点が特徴だ。
特徴
- マネージャーが対象
- ダイバーシティを自分事として捉える研修
- 実践的なフレームワークやスキルの習得
- 職場に戻った際も活用できるリアリティある対応演習
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:企業ごとに対応
株式会社インソース
URL: https://www.insource.co.jp/index.html
演習やロールプレイングを重視し、行動変革型の研修が特徴である。
個々の組織におけるダイバーシティ推進状況に応じて最適な研修を選ぶことができる点が最大のポイントだ。
企業が取り組みたい対象や重点的に扱うテーマ、職場内でのダイバーシティ推進の進み具合などの要望を聞いた上で、プログラムを多種多様に組み合わせることができる研修プランの豊富さが強みである。
組織と働く個人の変革を行うことができるダイバーシティ研修となっている。
特徴
- 個々の組織に合わせた最適な研修の選択
- 研修プランの豊富さ
- 組織と働く個人の変革
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:2時間~2日
ANAビジネスソリューション株式会社
URL: https://www.abc.jp/
ANAの客室乗務員・空港職員出身の経験豊富な講師が担当する研修だ。
ANAグループの事例をもとにした女性の活躍、海外クルーをサポートしてきたノウハウを学べるクロスカルチャー、ANA流のサポートと接遇の基本と介助方法を学べるユニバーサルサービスの3つの研修テーマを用意している。
どの研修でも、互いを尊重し、その強みを最大限に活かすことで、新しい価値を生み出せる組織を作るために必要な「自分の心のバリアフリーを取り払う」方法を学ぶことが可能だ。
特徴
- ANA出身の講師
- 3つの研修テーマ
- ANAが培ってきたノウハウ
- 「自分の心のバリアフリーを取り除く方法」の習得
研修スタイル:集合研修
日数:1日
SMBCコンサルティング株式会社
URL: https://www.smbcc-education.jp/
社員研修、ビジネスセミナー、定額制クラブの3種類の人材育成方法を提供している。
ダイバーシティ推進の重要性を理解し、リーダーとして多様な人材を活かす組織作りを目指したダイバーシティ研修を開催している。
「ダイバーシティとは何か」から、多様な人材を活かすためのリーダーシップコミュニケーションまで学ぶことが可能だ。最後にはディスカッションが実施され、実際にどのように職場でダイバーシティ推進を目指していけばいいかを考えることができる。
特徴
- ダイバーシティ推進の重要性の理解
- 多様な人材を活かすためのコミュニケーションの習得
- ディスカッションの実施
研修スタイル:集合研修
日数:1日
公益財団法人 日本生産性本部
多種多様な階層別・テーマ別の研修・セミナー、オーダーメイド研修、通信教育などの人材支援を行っている団体だ。
管理職・リーダー職、労働組合役員を対象に、経営の視点からダイバーシティを理解し、多様な人材のマネジメントを実践できるようになる研修を提供している。
多様な人材の活躍推進と女性社員の活躍促進をテーマに、育成プランの作り方、ダイバーシティに対応できるコミュニケーションの方法を学ぶことが可能だ。
特徴
- 管理職が対象
- ダイバーシティマネジメントの理解
- 多様な人材の活用推進と女性社員の活躍促進がテーマ
- 育成プラン、コミュニケーションの方法の習得
研修スタイル:集合研修
日数:半日~1日
株式会社ノビテク
URL: https://www.nobetech.co.jp/
基本的なやり方を学び、そこから上手くやり遂げられる方法を思考するように導く研修を提供している。
ノビテクの研修は、グローバル・ダイバーシティ研修である。コミュニケーション能力を重点に、自国文化の理解、異文化間での合意形成方法を学ぶことができる研修だ。
英語力アップを目指す「英語モジュール学習法研修」、外国人に日本文化を説明できるようになる「日本文化の理解研修」、異なる価値観、異なる見解の人々とコミュニケーションで重視される論理的思考力の強化を図る「異文化コミュニケーション研修」をテーマのプログラムを提案している。
ニーズに合わせたカスタマイズの対応も可能だ。
特徴
- グローバル・ダイバーシティ研修
- コミュニケーション能力に重点
- カスタマイズ対応可能
研修スタイル:集合研修
日数:半日~1日
一般社団法人 グローバル教育推進プロジェクト
URL:https://j-gift.org/about/organization/
自らの世界をよりよくする志である、「グローバル・シチズンシップ」を育成するための様々なプログラムを提供している。
多様性に対する理解を深め、対応力を身に付けることができるダイバーシティ研修だ。
身近にある多様性に気づくことから始め一人ひとりが身の回りの多様性に気づき、ダイバーシティを自分事として捉えることができるようになることを目的としている。頭ではなく体感を通して理解することで、行動変容に繋げることが可能だ。
特徴
- 身近にある多様性を理解
- ダイバーシティを自分事とし捉えることができる研修
- 行動変容に繋がる内容
研修スタイル:集合研修
日数:企業ごとに対応
株式会社パーソル総合研究所
URL: https://rc.persol-group.co.jp/
パーソルグループとして、組織・人事コンサルティング、人材開発・教育支援、タレントマネジメントシステムといったソリューションを提供している。
ダイバーシティの第一人者や著名人などから企業の課題や目的に最適な講師を選定し、アレンジしたセミナーの開催を実施している。第一人者や著名人から「楽しく」「分かりやすく」伝えてもらえるセミナーは、ダイバーシティ推進へのモチベーションをより高めることができる。
特徴
- ダイバーシティの第一人者や著名人の講演
- 企業の課題に合わせてアレンジ
- 楽しく、分かりやすいセミナー
研修スタイル:集合研修
日数:企業ごとに対応
キャリアアセットマネジ株式会社
BPO、海外人材コンサルティング、人事クラウドサービスなどの提供を通じて、時代にあった人材活用の課題解決を支援している。
自分とは異なる考え方や価値観を受け入れ、多様性を活かした組織作りの実現を目指すダイバーシティ研修を提供している。
脳科学をもとに男女脳の違いやお互いの居心地を良くする職場でのコミュニケーションについて学ぶことが可能だ。
特徴
- 自分とは異なる価値観を受け入れる意識の醸成
- 多様性を活かした組織作りの実現
- 男女脳の違いの理解
- 職場でのコミュニケーション方法の習得
研修スタイル:集合研修
日数:1日
株式会社Woomax
ダイバーシティ推進、女性活躍推進、女性リーダー育成研修を実施している企業だ。
多様する価値観、違いを活かすことができるコミュニケーション術を学ぶことができるダイバーシティ・コミュニケーション研修を提供している。
ダイバーシティを理解し、豊富なケーススタディを通して、明日からの行動に繋がるコミュニケーション術を習得することが可能だ。
特徴
- ダイバーシティの理解
- 豊富なケーススタディ
- 明日からの行動に繋がるコミュニケーション術の習得
研修スタイル:集合研修
研修日数:1日
コクヨの社員研修 スキルパーク
URL: https://www.kokuyo-furniture.co.jp/solution/service/skillpark/
本当に重要なスキルだけに絞り、反復と実践的練習を取り入れしっかりと記憶に残し確実に身に付けることができるように工夫された研修を提供している。
人材が多様化するなかで、多様な人材を活かしていくために不可欠である「ダイバーシティとは何か」を理解することができる研修だ。それぞれの特徴や違いを理解するためのコミュニケーション法や、組織として力を発揮するためのマネジメント法なども身に付けることが可能である。
特徴
- ダイバーシティとは何かの理解
- ダイバーシティを実現するための具体的な方法の習得
研修スタイル:集合研修
日数:企業ごとに対応
株式会社キャリアネットワーク
URL:http://cnbs.jp/
平成元年の創業以来、「ダイバーシティ・マネジメント」「女性活躍支援、女性管理職育成」といったテーマを中心にサービスの提供を行ってきた企業だ。
管理職を対象にダイバーシティ研修を提供している。
部下が多様化する中で、一人ひとりの能力を最大限に発揮させるための管理職の役割を理解し、具体的に何をすればいいのかを学ぶことができる研修だ。グループ討議やケース検討等を通し、実践的にマネジメント方法およびコミュニケーションの仕方などを学ぶことが可能である。
特徴
- 管理職対象
- 多様化する部下に対応するための具体策の習得
- 実践的に学ぶ研修
研修スタイル:集合研修
日数:1日
株式会社アパショナータ
URL: https://worklifebalance.co.jp
ワーク・ライフ・バランスを推進するコンサルタントとして2000年に設立した会社だ。
管理職向けと一般社員向けにダイバーシティ研修を提供している。
管理職向けでは、ダイバーシティマネジメントの意識の醸成から具体的な知識とスキルを学ぶことが可能だ。一般社員向けは、ダイバーシティの基本と本質を理解し、多様な人たちとチームワークと生産性を学び、組織と個人の成長へ繋げることを目指した研修となっている。
どちらとも演習やディスカッションが組み入れられ、意識と行動変革の両面からダイバーシティを「体得」することができる。
特徴
- 管理職向けと一般社員向けの2種類
- 演習やディスカッションの実施
- 意識と行動変革の両面からダイバーシティを体得
研修スタイル:集合研修
日数:企業ごとに対応
株式会社クオリア
URL: https://www.qualia.vc/#top
ダイバーシティ推進、組織開発に取り組む企業だ。
あらゆる業界、業種、職種に精通したコンサルタントが、企業の課題やニーズに合わせて設計したダイバーシティ研修を受講することができる。
ダイバーシティについてこれまでに固まった価値観や学習した知識を捨て、自分の価値観や物の見方を見つめ直すことで、柔軟な思考スタイルを身に付けることに重点を置いたプログラムだ。また、ダイバーシティマネジメントに必要なスキルを、適切なタイミングで使いこなせるように、活用方法を学ぶことも可能だ。
特徴
- 企業の課題やニーズに合わせた研修
- 新しい価値観・柔軟な思考の習得
- ダイバーシティマネジメントに必要なスキルの取得
研修スタイル:集合研修
日数:2.5時間~3カ月(カスタム可能)
まとめ
本ページでは、ダイバーシティ研修を提供している企業をまとめてみた。
人材が多様化する中では、社員一人ひとりがダイバーシティを理解することが大切である。
ぜひ、上記企業を参考にして、研修の実施を検討してみてほしい。