マインドフルネス研修を実施している企業15選【研修担当者向け】

マインドフルネス研修
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マインドフルネス研修とは、精神が研ぎ澄まされ、高い集中力や洞察力が発揮できるマインドフルな状態を、意識的に作り出す方法を学ぶための研修である。

マインドフルネスは、仕事のパフォーマンスを上げるために世界の有名企業も注目をしている考え方で、継続して実践すれば、誰でも習得が可能だ。

本ページではマインドフルネス研修を実施している企業をまとめている。マインドフルネス研修を実施してみたいと考えている研修担当者は参考にしてほしい。

マインドフルネス研修の内容

「マインドフルネス」とは、瞑想やコンテンポラリー バッド ダイニングなどの技術を用いて、意識を現在の状況に集中させることを指す。

「マインドフルネス研修」は、このような技術を使用し、意識を集中させることによってストレスを減らし、心を落ち着かせることが目的で行われる研修だ。研修の中では、瞑想や呼吸法などの技術を用いて、意識を集中させる方法を学ぶ。また、意識を集中させることによるメリットや、そのような状態を維持するための方法などについても学ぶことができる。

「マインドフルネス研修」のカリキュラムは一般的に次のような内容が多い。下記は、あくまで一例であり、瞑想よりもセルフケアよりの内容の企業も多いが、参考までにご紹介しよう。

  1. マインドフルネスとは何かについて理解する
  2. 瞑想と呼吸法の技術を学ぶ
  3. 瞑想や呼吸法を実践し、意識を集中させる方法を身につける
  4. 意識を集中させることによるメリットや、そのような状態を維持する方法について学ぶ
  5. 瞑想や呼吸法などを用いて、日常生活で意識を集中させる実践を行う
  6. 研修後は、意識を集中させることによってストレスを減らし、心を落ち着かせることができるようになる

実際の研修内容は、研修者のニーズや目的に応じて、カスタマイズされることが多い研修だ。

研修企業一覧

それでは、マインドフルネス研修を提供している企業を見ていこう。

リスキル

リスキル

URL: マインドフルネス研修

リスキルの研修は、内容・人数・アレンジ問わず、すべての研修を『料金一律』で受講することができる。

リスキルのマインドフルネス研修では、「マインドフルの状態を意識的に作り出すことで仕事に集中して取り組み、結果を出せる考え方を習慣化することで業務効率の向上やストレスの少ない状態を作り上げる」という目的をはっきりさせ、実践的な内容になっている点が特徴だ。マインドフルネスの意義や実際にマインドフルネス研修を導入している企業の事例を基に、マインドフルネスの効果を理解し、納得感を持って実際に取り組むことができる構成となっている。

カリキュラムも、メンタルヘルス維持増進のための研修や職場環境のストレスマネジメントを改善する研修、睡眠改善や認知行動療法といった様々な研修が用意されているため、課題に合わせた研修を受講することが可能だ。

特徴

  • 目的を明確にした、実践力を高める研修
  • 事例を基に納得感を持って実践に繋げることができる研修
  • 様々なカリキュラムを提供

研修スタイル:集合研修、オンライン研修

日数:3時間~6時間(企業に合わせて対応可能)

リクルートマネジメントスクール

リクルートマネジメントスクールURL: https://www.recruit-ms.co.jp/open-course/

1名から参加できる、3時間から3日まで200コース以上の豊富なラインナップを用意し、他社受講者との異業種交流をすることができる公開型研修サービスだ。

ビジネスの世界でマインドフルネスが必要とされる背景を理解するとともに、マインドフルネスの基礎やマインドフルネスを習得するための基本ワークを学ぶことができる講座を開催している。グーグルで開発されたマインドフルネスメソッドの認定講師より直接マインドフルネスを学ぶことができる講座だ。研修受講後には、マインドフルネスの基礎やマインドフルネスを身に付けるためのメソッドを継続して実践していくことができる状態になることを目指している。

特徴

  • マインドフルネスの基礎、習得するための基本ワークを学ぶ講座
  • マインドフルネスメソッドの認定講師が担当
  • 実践に繋がる研修

研修スタイル:オンライン研修

日数:3時間

エディフィストラーニング株式会社

エディフィストラーニングURL: https://www.edifist.co.jp/

コムチュアグループの人材育成分野のサービス提供企業として、企業の多様なニーズや課題を解決するための「人材価値向上サービス」を提供している企業だ。

日本人になじみやすいマインドフルネスを身に付け、仕事のくせを直し、継続的生産性向上の実現を目指すマインドフルネス研修を提供している。研修は、マインドフルネスの基本動作を身に付ける研修を実施した後、2週間の実践を行い、また実践の振り返りを行う研修を実施するため、よりマインドフルネスを自分の実務に直結する活用方法を見出すことが可能だ。

特徴

  • 生産性向上に繋がるマインドフルネスを習得
  • 2週間の実践を含む研修
  • マインドフルネスを自分の実務に直結する活用方法を見出すことが出来る研修

研修スタイル:集合研修

日数:2日間(2週間の実践を途中にはさむ)

PHP人材開発

PHP人材開発URL:https://hrd.php.co.jp/

松下幸之助が創設した、松下幸之助のマネジメント哲学を体系化した研修を受講することができるサービスだ。

集中力や判断力を高め、自他を尊重する生き方を身に付けることを目的としたマインドフルネス講座をeラーニングで提供している。PCだけではなく、スマホ、タブレットで学習が可能であるため、すきま時間に気軽に利用することが可能だ。瞑想を実践するためのダウンロード音声が付属しているため、日々瞑想を実践するために活用することができるようになっている。

特徴

  • eラーニング
  • すきま時間に気軽に学習可能
  • 瞑想を実践するためのダウンロード音声が付属

研修スタイル:eラーニング

日数:4時間

株式会社Lay

LayURL: https://lay-mindfulness.com/

2019年設立、マインドフルネスやコーチングの手法をベースにした1on1セッション、マインドフルネス研修・ワークショップなどを事業として展開している企業だ。

2,000人以上のビジネスパーソンにマインドフルネスとメディテーション、ヨガを教えた実績を持ち、その受講者からのフィードバックをもとに開発したLay®オリジナルのマインドフルネスプログラムを受講することができる。プログラムは、マインドフルネスの意味や効果、普及の背景などを理解する理論とヨガ、瞑想といった実践を組み合わせて進められる点が特徴だ。事前にヒアリングを実施するため、企業ごとに適切なプログラムを実施することができる。

特徴

  • 実績から開発したオリジナルのプログラム
  • 理論と実践を組み合わせた内容
  • 事前のヒアリングの実施

研修スタイル:集合研修

日数:企業ごとに対応

株式会社ヒップスターゲート

ヒップスターゲートURL: https://hipstergate.jp/

「真面目に楽しい教育の創造」を使命に掲げ、好奇心を持って学ぶことができる研修を提供している企業だ。

内定者、新入社員を対象に、マインドフルネスの概念とその効果を学習し、マインドフルネスの基本手法を習得することができる研修を提供している。研修を受講することで、ストレスに対処する力や、自己の感情を上手にマネジメントできるようになったりと仕事のパフォーマンスを向上させることが可能だ。

特徴

  • 内定者、新入社員が対象
  • マインドフルネスの概念とその効果を理解
  • マインドフルネスの基本手法を習得

研修スタイル:集合研修

研修時間:6時間

日本マインドフルネス普及協会

日本マインドフルネス普及協会URL: https://www.mindfulness-fukyu.net/

一般社会へのマインドフルネスの幅広い普及を目的として発足し、日本社会にマッチしたマインドフルネス手法を考案し、より多くの人に活用してもらうことを目指している団体だ。

わかりやすく実践しやすい日本人にフィットしたマインドフルネスプログラムを精神科医、臨床心理士、宗教社会学の専門家が研究し、開催しているセミナーや研修を受講することが可能だ。マインドフルネス瞑想法を体験したい人向けの2~3時間のプログラムから2日間のベーシック講座、4日間のアドバンス講座が用意されており、それぞれマインドフルネスの技法とマインドフルネス瞑想を深めるために必要な知識を学ぶことが可能だ。

特徴

  • わかりやすく実践しやすい日本人にフィットしたマインドフルネスプログラム
  • 2~3時間でマインドフルネスを体験することができるプログラムも提供
  • マインドフルネスの技法とマインドフルネス瞑想を深めるための知識を習得

研修スタイル:集合研修

日数:2時間~4日間

東京マインドフルネスセンター

東京マインドフルネスセンターURL: https://tokyo-mindfulness-center.jp/

東京マインドフルネスセンターは、2013年6月に赤坂クリニックにより開設された、国内であまり例のない、医療機関をバックボーンに持つマインドフルネススタジオである。企業向けに、1回2時間程度で、マインドフルネスの基礎知識を学び、マインドフルネスを日々のルーティーンとして取り入れるための実践を行う研修を提供している。

特徴

  • 医療機関をバックボーンに持つマインドフルネススタジオ
  • マインドフルネスの基礎知識と実践を組み合わせた研修

研修スタイル:集合研修

日数:2時間

JMAマネジメントスクール

JMAマネジメントスクールURL: https://school.jma.or.jp/

1942年に創立された、「経営革新の推進機関」である日本能率協会が主催する各種セミナー、カンファレンスなどを紹介する総合ポータルサイトだ。

誰もが簡単に始めることができ、日常生活の中で続けやすい方法を習得して、個人と組織の生産性が向上するマインドフルネスの考え方を習得することができるセミナーを開催している。マインドフルネスとは何かを学び、「食べる瞑想」「ボディ・スキャン」「マインドフルネス体操」「歩く瞑想」といった日常で取り入れることができるマインドフルネスの手法について実践を通して学ぶことが可能だ。

特徴

  • 個人と組織の生産性が向上するマインドフルネスの考え方を取得
  • マインドフルネスとは何かを理解
  • マインドフルネス手法の実践

研修スタイル:集合研修

日数:1日間

株式会社新規開拓

新規開拓URL: https://www.shinkikaitaku.jp/

2004年設立、やる気、積極性などのモチベーションや、人間関係力等の仕事人としての基礎のレベルを引き上げることを重視している研修を提供している企業だ。

新入社員研修やビジネスマナー研修、管理職研修と組み合わせることができる点が新規開拓のマインドフルネス研修の特徴となっている。マインドフルネスとは何かから学び、研修では、ヨガストレッチや呼吸法、瞑想、アロマテラピーなど実生活で実践することができるマインドフルネスの方法を学ぶことが可能だ。

特徴

  • 新入社員研修やビジネスマナー研修、管理職研修などと組み合わせ可能
  • マインドフルネスとは何かから理解
  • 実生活で実践できるマインドフルネス方法の習得

研修スタイル:集合研修

日数:60分~90分、4回~を推奨

一般社団法人日本NLP能力開発協会

一般社団法人日本NLP能力開発協会URL: https://nlp-japan.net/

2010年に設立された一般社団法人NLPコーチング協会を前身に、NLP(神経言語プログラミング)を中心とする心理学メソッドを各トレーニングに応用し、公開セミナー、企業研修プログラムを提供している団体だ。

新入社員から上級管理職・リーダーまで幅広い階層に対し最適なプログラムをカスタマイズすることができるマインドフルネス研修を提供している。グーグルの人材育成プログラムと実践心理学NLPとの融合で、即効性を高めたプログラムとなっている点が特徴だ。演習やワークを通じて体感し、実践する機会が多くあるため、研修終了後も自身で継続することができるノウハウを身に付けることが可能だ。

特徴

  • 階層に合わせて最適なプログラムをカスタマイズ
  • 即効性を高めたプログラム
  • 実践を多く取り入れた内容

研修スタイル:集合研修

日数:2日間

株式会社Melon

MelonURL: https://www.the-melon.com/

初心者にも取り組みやすく、継続しやすいマインドフルネスプログラムを、日本で普及することをミッションに活動している企業だ。

ヒアリングをもとに、企業の置かれている状況や直面した課題に合わせた適切なマインドフルネス研修を提供している。4回程度のトライアルレッスンも実施しているため、マインドフルネスの効果を実感した後に、導入することが可能だ。また、マインドフルネスは継続して実践することが最も重要なため、スマートフォンアプリやコミュニケーションツールを活用することによる習慣化・定着化支援にも力を入れている点が特徴となっている。

特徴

  • ヒアリングをもとに適切な研修を提案
  • トライアルレッスンの実施
  • マインドフルネスの習慣化・定着化支援

研修スタイル:集合研修、オンライン研修

研修日数:企業ごとに対応

アチーブメントHRソリューションズ株式会社

アチーブメントHRソリューションズURL: https://achievement-hrs.co.jp/

人事コンサルティング企業として、2000社を超える企業の人づくり・組織づくりを支援してきた実績を持つ企業だ。

科学的なエビデンスが証明されているマインドフルネスの基礎知識を習得し、実際に呼吸法や瞑想などを体験することで、マインドフルネスの手法を習慣化することができる研修を提供している。研修を受講することで、ストレスや感情のコントロールが可能になったり、他者理解がスムースになるといった効果を得ることが可能だ。

特徴

  • マインドフルネスの基礎知識を理解
  • 実際に呼吸法や瞑想などを体験し、習慣化
  • マインドフルネスによる効果を実感

研修スタイル:集合研修

日数:1日間(企業ごとに対応可能)

株式会社サンカラ

サンカラURL: http://www.mindfulness-jp.com/

マインドフルネスをはじめ、メンタルケアやヨガストレッチなどによる研修を提供している企業だ。マインドフルネス研修においては企業に圧倒的な実績を持つ。

アメリカシリコンバレーの企業が導入し、評価を得ている「マインドフルネス+ヨガ」というプログラムを提供している。マインドフルネスについての理解から始め、体を使ったヨガストレッチによる実際にリフレッシュ感を得ることができる研修だ。その他にも、呼吸法、瞑想法、自立訓練法などを取り入れ、多角的なアプローチを使ってストレス軽減する手法を身に付けることができる。

特徴

  • マインドフルネス+ヨガ
  • マインドフルネスの理解と体を使ったストレッチの実施
  • 多角的なアプローチによるストレスの軽減

研修スタイル:集合研修

日数:70分~90分(企業にごとに対応)

株式会社MOMO

momoURL: https://momo.co.jp/

心理学に強い研修・コンサルティング会社としてサービスを提供している企業だ。

経営コンサルタントで企業に精通しマインドフルネス瞑想愛好家の講師による、簡単に身に付けることができるマインドフルネストレーニングを提供している。セミナーでは、マインドフルネス瞑想による脳の変化や心理的メカニズムについて理解し、「座る瞑想」「食べる瞑想」「ボディ・スキャン(身心を深くくつろがせる瞑想)」「歩く瞑想」といった複数の瞑想法を練習し、自身が無理なく続けることができる方法を探すことが可能だ。

特徴

  • 簡単に身に付けることができるマインドフルネストレーニング
  • マインドフルネスによる脳の変化や心理的メカニズムの理解
  • 複数の瞑想方法を練習し、自身に合った瞑想方法を探すことが可能

研修スタイル:集合研修

日数:1日間

まとめ

本ページでは、マインドフルネス研修を提供している企業をまとめてみた。

マインドフルネス研修の実施は、社員一人ひとりのパフォーマンスの向上やストレス軽減などの効果が見込まれる。

研修担当者は、上記企業を参考にマインドフルネス研修の実施を検討してもらえれば幸いだ。

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