新人研修の一環として実施されることが多いOJT研修だが、OJTがうまく機能していないと悩んでいる企業も多いのではないだろうか。
OJTを効果的に利用できれば、新入社員に早期に知識や技術を身に付けさせることができる育成方法となるはずだ。
本ページでは、OJT研修を実施している企業をまとめてみた。参考にして研修の実施を考えてみてほしい。
Contents
OJT研修企業一覧
それでは早速OJT研修を提供している企業を見てみよう。
リスキル
URL: リスキルのOJT研修
一社向け講師派遣型研修でも、検索して、すぐに見積もりを作成することができる点が特徴だ。
OJTには、個人の特性に合わせて育成できたり、即戦力の育成に繋がったり、社内全体を向上させることができるメリットがある。しかし、その場その場になりがちで、教える側のスキルに依存してしまうところもあり、忙しいとあと回しになってしまう恐れがあるものだ。
リスキルのOJT研修では、そういった悩みを解決するために、OJTをマネジメントしていくための基礎知識から、OJTを計画通りに進めて成長を促進させるための方法まで、実践的に学ぶことができる。OJT研修を受講することで、チーム全体で効果的なOJTを実施することを目指すことが可能だ。
特徴
- OJTのデメリットをカバーできる研修
- 基礎知識から進め方までを習得
- 実践的な内容
- チーム全体でOJTを実施する環境の作成
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:半日~1日
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
URL: URL: https://www.hj.sanno.ac.jp/cp/
企業における「個と組織」に焦点を当て、人材採用・人材開発・制度構築・組織開発を実施している企業だ。
新入社員育成のためのOJTリーダー育成研修プログラムを開催している。
新入社員を主人公とするケースとOJTリーダーを主人公にするケースを通して、両方の立場に立って考えることができる実習が特徴だ。OJTリーダーとしての役割やスタンス、実践する上でのポイントを学び、具体的な新入社員の育成方針を明確にすることを目指す。
特徴
- 新入社員の育成を担当する人が対象
- 新入社員とOJTリーダーの両方の立場に立てる実習
- 新入社員の育成方針の明確化
研修スタイル:集合研修
日数:2日
株式会社リンクアンドモチベーション
URL: https://solution.lmi.ne.jp/
2001年より、企業に対するコンサルティングで培ったノウハウやセオリーを活かした研修を提供している企業だ。
OJTトレーナーとして正しい役割意識を持つと同時に、個々人に合わせた育成アプローチスキル、内省を通して新人の成長を支援するスキルなどの習得を目指すOJT研修だ。ワークやケーススタディを多く取り入れた研修は実践的にOJTトレーナーとしての指導方法を身に付けることができる。
特徴
- OJTトレーナーとしての正しい役割意識の醸成
- 具体的な指導方法の習得
- 実践的に学べるプログラム
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:2日
マイナビ研修サービス
URL: https://hrd.mynavi.jp/training/advantage/#
北海道から沖縄まで各地に拠点を構え、さまざまなニーズに応じた人材育成プログラムが用意されているサービスだ。
限りなくリアルに近い職場空間を再現するムビケーション形式で行われるOJT研修が特徴である。
ムビケーションスタイルのため、職場での指導場面を再現し、OJTトレーナーとしての心構えからコミュニケーションスキル、指導スキルまでを体験学習することが可能である。
特徴
- ムビケーション形式
- 職場での指導場面を再現
- OJTトレーナーとしての心構えから具体的な指導スキルまで習得
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:1日
株式会社インソース
URL:https://www.insource.co.jp/index.html
現場で役立つスキルやノウハウの習得を重視した内容の研修を提供している。
正しい育成計画の立て方、新人が自ら考えて行動できるような指導方法を学べるOJT研修だ。
OJTは担当者だけに任せるのではなく、職場全体で育成することが重要だと考え、担当者向けだけではなく、管理職向けのOJT研修など様々な研修プログラムを展開しているところが特徴の一つである。
特徴
- 正しい育成計画の立て方の理解
- 主体性を持たせる指導方法
- 様々な研修プログラム
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:半日~3日
株式会社ラーニングエージェンシー
URL:https://www.learningagency.co.jp/
旧:トーマツイノベーション株式会社、時代の変化に合わせた人材育成を提供できるように革新的な教育プログラムを開発提供し続けている企業だ。
OJTトレーナーとしての役割を理解し、トレーナー業務の基本となる「業務支援」「内省支援」「精神支援」の方法について学ぶOJT研修を提供している。OJTトレーナーとしてやるべきことの全体像を学ぶことができるため、OJTトレーナーとして何から取り組めばいいのかわからないといった悩みを解決することができる内容となっている。
特徴
- OJTトレーナーとしての役割の理解
- OJTトレーナー業務の基本を習得
- OJTの全体像を学習
研修スタイル:集合研修
日数:1日
アイルキャリアカレッジ
OJT研修は、1名から受講可能な1日完結のオープン講座型プログラムで、定期的に開催されている。
部下・後輩の視点から育成担当者の役割を考え、自信を持ってOJTを進めるスキルの習得を目指すOJT研修だ。OJTの本質は企業の理念や風土に基づいた思想・ビジョンを、指導する相手に「考え方の軸」として持たせることとし、「考え方の軸」を正確に理解することをベースにした内容となっている。
特徴
- 1名から受講可能なオープン講座型プログラム
- 定期開催
- 育成担当者としての役割の理解とスキルの習得
- 「考え方の軸」をベースとした研修
研修スタイル:集合研修
日数:1日
株式会社日本能率協会マネジメントセンター
URL: https://www.jmam.co.jp/hrm/
人が自ら育つ環境を整えるための人材支援を提供している。
2日間+フォロー研修で、自信をもって後輩を指導できる知識・スキルを身に付けることができる研修だ。職場実践期間を経た後にフォロー研修が実施されるため、よりスキルの定着を図ることができるようになっている。
「上司向けサポートブック」を活用することで、OJTをする側、される側だけではなく、上司も巻き込んだ、職場全体でできるOJTを目指している。
特徴
- OJTの知識・スキルの習得
- 職場実践期間を経た後のフォロー研修の実施
- 職場全体で行うOJTの実現
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:3日間
株式会社日本コンサルタントグループ
URL: https://www.niccon.co.jp/
60年以上にわたり企業の課題解決に取り組んできたノウハウを活かしたコンサルティング会社の研修の受講が可能だ。
OJTリーダーとしての役割・立場の理解から始まり、部下・後輩の指導・支援に必要なスキルを学ぶことができるプログラムだ。講義だけではなく、グループ討議を通して考える実践的な内容となっている。
特徴
- OJTリーダーとしての役割・立場の理解
- 指導に必要なスキルの習得
- 実践的な内容
研修スタイル:集合研修
日数:2日
ANAビジネスソリューションズ株式会社
ANAのフロントラインで数多くの社員を育ててきた客室乗務員・空港職員出身の講師が担当する研修が特徴だ。
初めてOJTトレーナーになる人を対象に、新入社員を成長させるためのOJTトレーナーの役割、マインド、必要なスキルを学ぶ研修を提供している。ワークやロールプレイを交えた参加型の研修となっており、現場で実践できるレベルまで引き上げることが可能である。
OJTを行う上での必要なシートが用意されているため、自社に戻ってもスムーズにOJTを始めることができる。
特徴
- OJTトレーナーに初めてなる人が対象
- 参加型の研修で実践的にスキルを習得
- OJTを行う上でのシートの活用
研修スタイル:集合研修
日数:1日
SMBCコンサルティング株式会社
URL: https://www.smbcc-education.jp/
10万人以上の受講生を誇るビジネスセミナー、様々なニーズに応える社内研修、2,300社以上のクラブ会員を持つ定額制クラブといった3種類の人材育成方法を提供している。
OJT担当者の役割を理解し、OJT担当者として新人・後輩の育成計画の立て方・実行のステップを学ぶOJT研修の受講が可能だ。OJTの進め方を理解した上で、ケーススタディを通じて指導ポイントを習得できる実践的な内容である。
特徴
- OJT担当者の役割の理解
- 育成計画の立て方・実行のステップの習得
- ケーススタディを交えた実践的な内容
研修スタイル:集合研修
日数:1日
キャプラン株式会社
35年以上にわたり7,000社超の研修実績を持ち、多様なニーズに応えることができる高品質な研修を提供している企業だ。
OJTトレーナーとしての現状を振り返り、悩みや困っていることを解決し、新入社員とトレーナーがともに成長できるノウハウを学ぶOJT研修を提供している。効果的なトレーニングを進めるためのポイントを講義と実習を通して体系的に学ぶことが可能だ。
また、ロールプレイング実習では、トレーナーとしての自分の強みと改善点を明確にすることができるため、今後どのようにスキルアップをしていけばよいのかがわかるようになっている。
特徴
- OJTトレーナーの悩みや困っていることを解決
- トレーナー側もされる側もともに成長できるノウハウの習得
- トレーナーとしての自分の強みと改善点の明確化
- 実践的な研修
研修スタイル:集合研修
日数:1日~2日
株式会社メンター・クラフト
URL: https://www.mentor-craft.co.jp/
さまざまな業種に対応できるノウハウ・知識・経験をもった講師陣が強みだ。
OJTを効果的に実施する上での、基本的な考え方や実施プロセスを学ぶOJT研修を提供している。相手のタイプに応じた効果的なコミュニケーショを身に付けることに加え、問題を的確にとらえ、効果的に指導を行うことができる基礎的論理思考スキルの習得も目指したプログラムだ。
特徴
- OJTの基礎から実施プロセスの理解
- コミュニケーションスキルの向上
- 基礎的論理思考スキルの習得
研修スタイル:集合研修
研修日数:1日
株式会社ジェック
URL: https://www.jecc-net.co.jp/
会社変革、組織開発、人材開発、顧客接点強化といったソリューションサービスを提供している企業だ。
OJTリーダー研修は、OJTリーダーの役割責任と指導育成するための基本的な心構えを学ぶことができる研修である。
指導育成方法も、新人の育成段階に合わせてその時々でどのような指導をすればよいかを、実際に指導のトレーニングを行いながら学ぶことができるプログラムとなっている。また、新人が自分の成長を18カ月間記録するハンドブックの提供相や相談体制など、ツールやサポート体制が充実しているところが魅力だ。
特徴
- OJTリーダーの役割責任の理解
- 育成段階に合わせた指導方法の習得
- サポート体制の充実
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:1日~2日
アーティエンス株式会社
URL: https://artiencecorp.com/
2010年設立、教育研修事業、業務コンサルティング事業を展開している企業だ。
OJTの目的と重要性を理解し、育成計画を立てる際のポイントや状況・段階に合わせた育成スキルを、実践的に学ぶことができるOJT研修だ。一方的に指導を押し付けるのではなく、相手に自ら考えてもらう指導方法に重点を置いている。
また、研修終了時には、講師を交えた参加者全員でダイヤログを実施し、研修中に出てきた不明点を共有、その場で解決し、より一層理解を深めることができるようになっている。
特徴
- OJTの重要性の理解
- 育成計画や育成スキルを実践的に学ぶ研修
- ダイヤログの実施
研修スタイル:集合研修
日数:1日
まとめ
以上、OJT研修を実施している企業をまとめてみた。
効果的なOJTの実施は、トレーニングされる側もする側もお互いが成長することができるだろう。
研修担当者は参考にしていただければ幸いだ。