人事評価に悩みを持つ管理職は多いのではないだろうか。
人事評価の一番の目的は人材育成である。評価が実態に即さないと部下が感じれば、部下のモチベーションを大きく下げてしまうだろう。
評価者が正しく公正に評価を行うスキルを身に付けることは人材育成、ひいては組織力向上にとって大きな役割を果たす。
本ページでは、人事評価研修を実施している企業をまとめてみた。研修担当者は参考にしていただければ幸いだ。
Contents
人事評価研修企業一覧
それでは早速人事評価研修を提供している企業を見てみよう。
リスキル
URL: リスキルの人事評価研修
アレンジ無料の明瞭価格で一社研修の実施が可能だ。
評価者として抑えるべき基礎編から、評価制度を学ぶ理解編、目標管理や面談力強化など、評価をする上で必要となるスキルを伸ばすカリキュラムが豊富に揃えられている点が特徴である。
演習などのワークを通して、部下の目標設定から達成、成果評価を行うための正しい管理サイクルについて実践的に学ぶことが可能だ。
特徴
- 10秒で見積もりが可能
- 豊富なカリキュラム
- 実践的なワークの実施
- 正しい管理サイクルについて学ぶ研修
- 3時間など短い時間の研修も対応
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:3時間~(企業に応じて対応可能)
マイナビ研修サービス
URL:https://hrd.mynavi.jp/training/advantage/
全国各地で開催、公開型研修から講師派遣型研修まで数多くの実績をもつサービスだ。
人事評価の意義・目的を理解し、評価における基本スキルを身に付ける人事評価研修である。ケーススタディを通して、目標設定・評価・面談を実際に行うことで、人事評価の各フェーズを正しく理解することが可能だ。評価の判断基準や部下とのコミュニケーションの取り方を体系的に学ぶことができる構成となっている。
特徴
- 人事評価の意義・目的を理解
- ケーススタディの実施
- 人事評価の進め方を基本から学ぶ研修
研修スタイル:集合研修
日数:2時間
リクルートマネジメントスクール
URL: https://www.recruit-ms.co.jp/open-course/
1名から受講可能、3時間から3日までの200コース以上から、受講者の状況に合わせて選ぶことができる公開型研修サービスだ。
人事評価研修は、人事評価の基本を確認し、演習問題やケース研究を通して、評価とマネジメントの繋がりを体験的に学ぶ研修となっている。評価スキルの向上だけではなく、今後のマネジメントや部下育成にも役に立つ内容であるところがポイントだ。
特徴
- 体験的に学ぶ研修
- 評価とマネジメントの理解
- 今後のマネジメントや部下育成にも役立つ内容
研修スタイル:集合研修
日数:1日
株式会社インソース
URL: https://www.insource.co.jp/index.html
座学4割、6割が演習の行動変革型の研修が特徴だ。
人事評価研修は、人事評価の意義は、「人材育成と組織力向上」であることを理解することを大切にしている。そのためのツールが評価であることを認識した上で、「目標管理」「育成」「評価」「面談」の必要となる4つのスキルから、要望に合わせてプログラムの選択が可能だ。
期首の目標設定から期末の評価面談まで、人事評価に関する悩みを解決することができる豊富なラインナップが魅力である。
特徴
- 演習中心
- 人事評価研修の意義の理解
- 評価する上で必要となる4つのスキルの習得
- 幅広いプログラムラインナップ
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:3時間~2日
株式会社日本能率協会マネジメントセンター
URL: https://www.jmam.co.jp/hrm/
新入社員から経営幹部まで、様々な階層・テーマで教育プログラムを開発しているところが特長だ。
人事評価の基礎知識とスキル、フィードバック面談の方法を取得する研修を提供している。
映像学習等を取り入れた評価訓練と面談演習を通して、現場で使える実践力を身に着けることが可能だ。評価スキル研修とフィードバック研修にわけ実施され、どちらとも要望に応じた実践的な内容を取り入れることが可能である。
特徴
- 基礎知識とスキル、面談の方法の学習
- 評価訓練と面談演習の実施
- 実践力を身に付ける構成
- カスタマイズ可能
研修スタイル:集団研修、オンライン研修
日数:2日
ケイ.イー.シー.株式会社
URL: https://www.consul.kec.ne.jp/
社員研修から組織開発、コンサルティングまでトータルでサポートが可能である。
人事評価を使って人材育成につなげることを目的とした研修を開催している。
人事評価制度の目的から、評価のポイント、面談におけるコミュニケーションスキルを習得できる内容だ。研修で学んだことを実施すれば、組織内のコミュニケーションを活性化させ、部下のやりがいや成長を促すことができる。
特徴
- 人材育成につながる人事評価研修
- 目的からスキルまで習得できる内容
- 組織の活性化と部下のモチベーション向上が可能
研修スタイル:集合研修
日数:1日
公益財団法人 日本生産性本部
階層別・テーマ別など多彩なセミナーを取り扱う、政府と連携する民間団体だ。
評価制度の正しい運用を行い、組織への定着を図ることを目的とした評価者研修は、それぞれの人事制度の特徴をとらえたオーダーメイド型の研修プログラムが特徴である。ケーススタディも要望によって内容を変え、より実践に学べぶことが可能だ。
経営コンサルタントの講師による、マネジメントのレベル向上も目指す。
特徴
- 講師は経営コンサルタント
- オーダーメイド型の研修
- 実践に即したケーススタディ
- マネジメントレベルの向上も可能
研修スタイル:集合研修
日数:2日(企業に応じて対応)
株式会社日本コンサルタントグループ
URL: https://www.niccon.co.jp/
時代や企業のニーズに合わせた人材育成プログラムを提供する総合経営コンサルティング会社だ。
評価に必要な人事評価の基本について理解を深め、公平で公正な評価を行えるスキルを身に付ける研修だ。事例演習を通して、実践的に評価スキルの向上を目指した内容だ。
評価を支えているのは、日々のマネジメントとであると考え、マネジメントの振り返りと今後の改善点を洗い出すことも可能である。
特徴
・公正公平な評価を行うスキルの習得
・日々のマネジメント力の向上
・事例演習による実践的な研修
研修スタイル:集合研修
日数:2日
アチーブメントHRソリューションズ株式会社
URL: https://achievement-hrs.co.jp/
32年間、2000社以上のあらゆる業種・業界を支援する中で蓄積してきた、人づくり・組織づくりのノウハウが強みだ。
「人事評価」と「人事考課」の違いを理解し、両方を使い分けができる管理職の育成を目的とした人事評価研修である。
実際に評価面談のシミュレーション演習が取り入れられ、その場で学んだ内容を活かすことが可能だ。評価する側と評価される側の両方を体験することで、より効果的なフィードバックを習得できる演習となっている点もポイントである。
特徴
- 人事評価と人事考課を使い分けられる管理職の育成
- 演習を多く取り入れた内容
- 評価する側とされる側を体験できる貴重な演習プログラム
研修スタイル:集合研修
日数:1日
株式会社アイル・キャリア
URL: https://www.ill-career.co.jp/
問い合わせから、打ち合わせ、研修受講まですべてオンライン対応が可能だ。
人事評価者研修は半分以上が実習を占め、体感しながら身に付けることができる特徴がる。具体的な面談の進め方やポイントなどを初心者にもわかりやすく理解させる工夫がされた内容だ。
管理者としての役割を理解した上での人事評価スキルを習得する研修や、面談の進め方に特化した研修など、要望に合わせたカスタマイズにも対応している。
特徴
- オンライン対応
- 実習中心
- 工夫された研修プログラム
- カスタマイズ対応可能
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:1日~
株式会社ビジネスコンサルタント
URL: https://www.bcon.jp/
ヒアリングを必ず実施し、50年以上におよぶ経験と知見を活用して、要望に合わせた最適なサービスの提供が可能だ。
評価の原理・原則の理解を深め、日常における適切なマネジメントと効果的な部下育成につながる人事評価スキルを学ぶ人事評価研修である。評価演習や評価面談のロールプレイングなどを通して、実践的に評価スキルを身に付けることができる点がポイントだ。
特徴
- 評価の原理・原則の理解
- マネジメントや部下育成に役立つ評価スキルの習得
- 演習やロールプレイング中心
- 実践的スキルの習得
研修スタイル:集合研修
日数:1日または2日
株式会社マネジメントサポート
URL: https://www.ma-support.co.jp/
28年以上の研修実績を誇り、即効性がある実践的なカリキュラムが特徴だ。
管理者としてのマネジメント力を学び、人事評価の基本から目標設定などの具体的な手法までを習得できる人事評価研修を開催している。研修受講後には、人事評価を効果的な人的資源管理として取り扱える方法の習得が可能である。
特徴
- 即効性のあるカリキュラム
- 管理者としてのマネジメント力の修得
- 人事評価の基礎から習得
研修スタイル:集合研修
研修日数:2日
株式会社ラーニングエージェンシー
URL: https://www.learningagency.co.jp/
様々な業界・業種の企業へ人材育成・社員研修の圧倒的な支援実績をもつ。
人事評価の基本を「心構えと評価編」「フィードバック面談編」にわけて実施している。どちらとも120分で学習できる講座で、部下自身の成長を促す面談を行うことを目的としているところが特徴だ。受講者の満足度も92%以上と高い評価となっている。
特徴
- 120分で学習できる研修
- 部下自身の成長を促すことを目的とした内容
- 高い受講者満足度
研修スタイル:集合研修
研修日数:120分
学校法人 産業能率大学 総合研究所
URL: https://www.hj.sanno.ac.jp/cp/
75年以上にわたって、公開セミナーを開催してきた実績を持つ。
人事評価を初めて学ぶ管理者、人事評価制度の見直しを検討している人事スタッフ向けに、映像で学ぶ人事考課者研修を実施している。目標設定の仕方、人事考課の基本原則、部下との面談の進め方を、臨場感のあるドラマを使って学習する研修が特徴だ。
チェックリストを使って考課者の評価傾向を客観的に把握し、自身の成長課題を見つけることも可能である。
特徴
- 映像教材の使用
- チェックリストによる自身の成長課題の把握
- 講義3割、演習7割のプログラム
研修スタイル:集合研修
研修日数:2日
SMBCコンサルティング株式会社
URL: https://www.smbcc-education.jp/
SMBCグループの一員として、年間約3,000講座以上開催しているビジネスセミナー、カスタマイズに対応した社員研修サービスを提供している。
管理者として人事評価の重要性と基礎を理解し、評価を人材育成に活用してマネジメントする手法を学ぶ研修だ。プログラムでは自社の人事制度の仕組みを使ったケーススタディを実施するため、実務にそのまま活かすことが可能である。
特徴
- 人事評価の重要性と基礎の理解
- 人事評価をマネジメントに活用する手法の習得
- 自社の人事制度を利用したケーススタディ
- 実務に即活かせる内容
研修スタイル:集合研修
研修日数:1日
まとめ
以上、各社が提供している人事評価研修についてまとめてみた。
評価者が正しく公正に評価を行うスキルを身に付けることは人材育成、ひいては組織力向上にとって大きな役割を果たすことになる。
このページを参考に最適な研修を選択し、評価者に適切なスキルを身に付けさせてほしい。