クライシスマネジメントはコンプライアンスやハラスメントなどのリスクマネジメントに加えて、企業が検討するべき重要事項だ。不測の事態に素早い対応をするためにも、研修を実施して備えておくことをおすすめする。
本ページでは、クライシスマネジメント研修を実施している企業をまとめているので参考にしてほしい。
Contents
研修企業一覧
それでは早速、クライシスマネジメント研修を提供している企業を見ていこう。
リスキル
URL: リスキルのクライシスマネジメント研修
500種類以上の豊富な社員研修を用意し、全研修10秒で見積もりができ、実践的で明日から使える研修だと高評価を得ている研修を提供している企業だ。
クライシスマネジメント研修は、予測・分析に基づいて危機を発生させない・予防策を講じるリスクマネジメント研修とは異なり、「実際に危機に直面した際の対応方法を考える」内容となっている。
リスキルでは、危機に直面した際のインシデントマネジメント(初期対応・初動)や被害軽減策を事例をもとに学ぶことが可能だ。
危機を想定したケーススタディを行い、自組織・自部門ならどうするか、時間外に起きた際にどうするかなど、より自分ごととして考えることができ、当事者意識を高めることができる内容となっている。
特徴
- 事例をもとにインシデントマネジメントや被害軽減策を学習
- ワークの実施
- 当事者意識を高めることができる内容
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:3~4時間(時間変更可能)
株式会社インソース
URL: https://www.insource.co.jp/index.html
講師派遣型研修事業、公開講座事業、ITサービス事業などを提供し、現場で使える研修を提供している会社だ。
インソースのクライシスマネジメント研修は、ポイントとなるインシデントマネジメント(初期対応・初動)や被害軽減策など、過去の事例を例としながら、実際に同じことが自組織で起こった場合を想定して考えることを行う研修となっている。
リアルな危機のケーススタディを多数用意し、個人やチームでワークを進めながら、自組織や自分ならどうするか、対応方針を自分ごととして考え当事者意識を高めることができる内容だ。
研修内で使用するテキストは、記載された記述欄に沿って埋めていくだけで、初期対応案や災害対応用品の洗い出しなど、各種対策案を作成できるため、研修翌日から現場で活用することができるものとなっている。
特徴
- 自組織や自分ならどうするかを想定して考える研修
- 個人やチームワークの実施
- 研修翌日から現場で活用できるテキスト
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:半日~2日間
リスクモンスター株式会社
URL: https://www.riskmonster.co.jp/
インターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を展開している企業だ。
約3,500のコンテンツを有する教育・研修サービス「サイバックスUniv.」にてeラーニングでクライシスマネジメントを提供している。
新たに管理者となる人に向けて、企業における危機管理の事後対応知識を習得できる「基礎から学ぶクライシスマネジメント」と、従業員一人ひとりのリスク意識を高め、日常業務における気づきを改善に繋げる「基礎から学ぶリスクマネジメント~日常業務に潜むリスク~」の2講座を受講可能だ。
特徴
- eラーニング
- 管理職向けと一般社員向けの2講座
研修スタイル:eラーニング研修
日数:1時間
デトロイトトーマツアカデミー
URL: https://academy.ma-plus.com/
個人の学びから組織単位での人材教育まで幅広いニーズに対応しているサービスだ。
不正・危機の発生直後から回復まで、最短で到達するための方法を、最前線で活躍するデトロイトトーマツの専門家から学ぶことができるクライシスマネジメント講座をeラーニングで開催している。
不正調査の基礎知識、不正発覚時のマネジメント、不正防止のための組織風土づくりといったテーマで複数の講座を提供しているため、自社にあった講座を選択して受講することが可能だ。
特徴
- 個別指導
- iOS・Android両対応のフレームワークを習得
- アプリを実際に作成
研修スタイル:通学型研修、オンライン研修
日数:25分~36分
SOMPOリスクマネジメント
URL: https://www.sompo-rc.co.jp/
企業のリスクマネジメントや様々な経営課題に関するコンサルティング、調査研究、セミナーなどのサービスを提供している企業だ。
危機管理コンサルティングで培った知見や、実際の成功・失敗事例を紹介しつつ、現場での初動対応、対策本部での意思決定、マスコミ・SNS対応などについて学ぶことができる研修を実施している。
座学のみでも、グループディスカッションを取り入れた内容でも、企業の要望に沿って柔軟にカリキュラムを作成することが可能だ。
集合研修だけはなく、シュミレーション訓練も行っているため、自己や不祥事の発生を想定した詳細なシナリオに沿って危機対応を実体験することができる。
特徴
- 危機管理コンサルティングで培った知識を取り入れた研修
- カスタマイズ対応
- シュミレーション訓練
研修スタイル:集合研修
日数:2時間程度(カスタマイズ可能)
Schoo
社員研修にも自己啓発にも利用できるオンライン学習サービスだ。約6000本の授業を用意し、研修から自己啓発まで幅広い内容を網羅することが可能だ。
リスクに備えたBCP(事業継続計画)の作り方を学ぶ講座では、BCPをつくることで、リスク対策を知り、企業が生き延びるための知恵を身に付けることが可能だ。
特徴
- オンライン学習サービス
- 自己啓発まで幅広い内容を網羅
- BCPの作り方を学べる講座
研修スタイル:オンライン研修
日数:問い合わせ
AZ solutions
URL: https://www.azsolutions.co.jp/
危機への対策や対応、社員教育やトップ層に向けた実践的なトレーニングの企画・実施からマニュアル作成までの取り組みを支援している会社だ。
リスクとはどのようなものかといった基礎から、本番を想定した実践までを行い、意識と実践対応力の向上を図ることができるクライシスマネジメント研修を開催している。
1名からでも開講することができ、最大10名までと少人数制をとっている点が特徴だ。
特徴
- 危機管理に特化した企業の研修
- 基礎から実践までを学習
- 少人数制
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:2~3ヶ月
宣伝会議
URL: https://www.sendenkaigi.com/
雑誌・書籍やオンラインメディアの発行・運営のほか、講座・研修、フォーラム・セミナーの開催などを通じて、マーケティング、クリエイティブの実務に役立つ知識を提供している企業だ。
企業の不祥事の対応について、平時、緊急時および緊急後にどのように対応していけば継続的に企業活動を行っていけるのかについて学ぶことができる講座を開催している。
ここ数年で多くの企業が危機に見舞われている「IT関連のリスク管理・危機対応」について取り上げ、事例を踏まえながらIT関連危機への具体的な対策も学ぶことができる内容だ。
特徴
- 平時、緊急時および緊急後の対応について習得
- IT関連のリスクについても習得
研修スタイル:オンライン研修
研修日数:1日間
e-JINZAI
URL: https://finance.ejinzai.jp/
定額制で時間や場所に制限されずに体系的な研修が実現できるweb研修だ。
クライシスマネジメントとはといった基礎から、クライシスが発生した企業の事例について学び、危機発生時にどのように対応をしたらいいかを学ぶことができる講座を提供している。
新入社員から役員までを対象としており、それぞれの階級に合わせた講座を受講することが可能だ。
特徴
- クライシスマネジメントを基礎から学習
- 事例を確認
- 幅広い対象
研修スタイル:eラーニング研修
日数:1時間
共同ピーアール株式会社
URL: https://www.kyodo-pr.co.jp/
国内最大規模の総合PR会社だ。
企業・団体の広報、総務、危機管理の責任者・担当者を対象に、危機管理の基本と実践的なノウハウを習得し、危機管理対応能力を向上することができるオンライン講座が開催されている。
危機管理事例の研究を行うなど、実践に即した内容が特徴だ。
特徴
- 広報、総務、危機管理の責任者・担当者が対象
- 実践的なノウハウの習得
- オンライン研修
研修スタイル:オンライン研修
日数:6時間
株式会社LTCBネットワークス
URL: http://www.ltcb.biz/
金融機関・一般企業向けの研修・セミナー、経営・財務の総合コンサルティングを実施している企業だ。
マネジメント研修として、社員のリスクマネジメントとクライシスマネジメントの重要性を理解し、意識を高めることができる研修を提供している。
豊富な実績を持つ講師により、活きた知識を習得すること可能だ。
事前に研修企業の問題・課題認識を明確にした上で、完全カスタマイズした研修カリキュラムを実施しているため効果のある研修を実施することができる。
特徴
- 豊富な実績を持つ講師
- 活きた知識を習得
- カスタマイズ研修
研修スタイル:集合研修
日数:カスタマイズ
研修堂
全国の社員研修・セミナー講師とすぐに商談できる企業研修マッチングサイトだ。
危機が発生したとき、まず何をすればいいのか、準備をしておくものは何か、事前対策と事後対策の両面から危機管理について学ぶことができる研修を提供している。
エネルギーメジャーでの危機と向き合った経験を持つ講師によりわかりやすく、危機管理について学ぶことが可能だ。
特徴
- 事前対策と事後対策の両面から危機管理を学ぶ研修
- 実際に危機と向き合った経験を持つ講師
研修スタイル:集合研修
日数:半日~1時間
株式会社イージスクライシスマネジメント
「危機を機会に。日本を予測不能な脅威にも毅然として対応する社会にする。」を理念に事業を展開している企業だ。
危機を機会に変えて事業を伸ばす危機管理を専門とするコンサルタントからクライシスマネジメントを学ぶことができる研修を提供している。
訓練内容、期間、方法、場所などは企業と相談して決めるため、希望に沿った研修の実施が可能だ。
特徴
- 専門コンサルタントが講師
- カスタマイズで研修を実施
研修スタイル:企業により異なる
日数:企業により異なる
株式会社エイレックス
URL: https://www.arex-corp.com/home
企業広報と危機管理広報、メディア・トレーニングの3つの専門的な広報サービス業務に特化した広報コンサルティング会社だ。
企業の危機管理広報に特化した研修やトレーニングを提供している。
緊急事態を想定したトレーニングでは、お客様に現実に起こりうる事件・事故・不祥事のシナリオを作成し、そのシナリオにもとづき、どう対応するかロールプレイを実施するため、現場で実践することができる内容となっている。
特徴
- 危機管理広報に特化
- 緊急事態を想定したトレーニング
- 現場に即したロールプレイ
研修スタイル:集合研修
日数:問い合わせ
株式会社フォースコミュニティ
URL: https://www.fourthcommunity.co.jp/
福岡県に本社を置き、研修を提供している企業だ。
危機が起きた場合への備えや初期対応、立ち直るまでの対応であるクライシスマネジメントの手法を学ぶことができる研修を開催している。
総合演習では、自社のクライシスマネジメントを作成するため、現場で即活かせる内容だ。
特徴
- 初期対応から立ち直るまでの手法を学習
- 自社のクライシスマネジメントを作成
- 現場で即活かせる内容
研修スタイル:集合研修、オンライン研修
日数:6~7時間
まとめ
本ページではクライシスマネジメント研修を実施している企業をまとめてみた。
現代のビジネスにおいて、危機管理は重要な経営課題である。
予防から発生した際の対応方法まで、従業員がそれぞれの立場で意識を高めるためにも研修を検討してみてはどうだろうか。